実弾運用、始まりました — AIの判定はGO、最初の売買は2.06円の授業料
今日はこのプロジェクトの判定日でした(先週の記事で予告した、仮想運用を実弾(本物のお金)に切り替えるかどうかの「ゲート判定」です)。結論から書くと、AIの判定はGO。自分も承認して、今日から実弾運用が始まりました。
朝10時、AIの判定は「GO」でした
AIが2週間のテスト運用(フォワードテスト)の全記録を検査して、実弾に移してよいかを判定しました。基準は「儲かったか」ではありません。2週間の損益は運なので、見るのは「システムが設計通りに動いたか」だけ、と最初から決めてありました。結果は次の通りです。
- 15日間、毎朝の自動記録に欠損ゼロ
- 発注金額・回数・目標配分に異常なし(リスク上限違反もゼロ)
- 記録された売買判断69件を、過去データから独立に再計算して突き合わせ → 69件すべて一致
- 自動テスト38件すべて合格
全項目クリアでGO。ただし、判定レポートには正直な注記が付いていました。テスト期間中、本命戦略は下落トレンドを理由に一度も買わなかったので(それ自体は設計通りです)、「実際に取引所へ注文を出す」部分だけは一度も実地で動いていない。だから本番前に、必ず少額で試すこと──と。
初めての実弾売買、往復コストは2.06円
というわけで、本物のお金での試運転(スモークテスト)です。0.0001 BTC(約1,028円)を成行で買って、すぐ売る。それだけの1往復を実行しました。
かかったコストは実測で往復2.06円(買値と売値の差+手数料)。注文・約定・取引後の残高もすべて記録と突き合わせて、ズレはありませんでした。
プロジェクト開始から2週間、初めて本物のお金が動いた瞬間がこれです。派手さは皆無ですが、「注文の経路は本当に動く」という確認に払った2.06円は、安い授業料だと思っています。
運用資金は5,200円からのスタートです
当初の予定は1万円でしたが、こちらの入金の都合で、運用資金5,200円からのスタートになりました。目標ペース(月1万円の積立)は変えません。少額でも最低発注単位(0.0001 BTC ≒ 1,000円強)は満たせるので、動く仕組みは1万円のときと全く同じです。
実行環境は無料のクラウドVMに引っ越しました
テスト期間中は GitHub の無料枠で毎朝動かしていましたが、実弾用に今日、Oracle Cloud の無料VM(東京リージョン)へ移設しました。毎朝9:10に売買判断、毎夜22:00に記録の照合を無人で行います。サーバー代は無料枠内なので、これまで通り0円です。
初回の実弾判断は明日8月20日の朝9:10。ここから先は、本当に完全放置です。
ただし、明日はたぶん何も買いません
拍子抜けの予告ですが、相場は引き続き下落トレンドなので、システムの判断は当面「現金待機」になる見込みです。価格が100日・150日・200日の平均線すべての下にある間は買わない、というのがこの戦略のルールで、テスト期間の2週間もずっとそうでした。実弾になった瞬間に何かが変わるわけではなく、「買わない」が正しい局面では実弾でも買いません。
これからの報告
成績は毎週月曜の週次記事と、実弾運用の成績ページに追記していきます。負けた週もそのまま書きます。実弾前に致命的バグを6件潰した話から続いた検証の日々はここで一区切りですが、本当の検証は明日の朝9:10からです。
所感
2週間前に「AIに丸投げする」と書いたときは、正直この日が来る実感はあまりありませんでした。今日も自分がやったのは、AIの判定レポートを読んで承認の返事をしたことと、入金だけです。それでも、初めて本物のお金が動いた通知を見た瞬間は、約1,000円という金額のわりに緊張しました。運用額が増えていったときに自分がどう感じるのかも、成績と一緒にそのまま書いていくつもりです。
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