AIに「不労所得の実態」を調査させたら、夢も希望もなかった
自動売買(実口座の記録の経緯はこの記事)とは別に、「不労所得っぽいものも作れないか」と思い、AI に調査チームを6つ立ち上げて、アフィリエイト・アプリ開発・Kindle出版・YouTube・ストック素材あたりの「実態」を調べさせました。条件は「中央値で判断すること」で、成功者の自慢話は材料にしません。
結果は夢のない内容だったので、共有します。
中央値はどこもほぼゼロ
アフィリエイトは、日本の調査で月1,000円未満が52.5%でした。Google のアップデートで「AI量産サイト」は狩られる対象になり、アフィサイトの71%が被弾しています。
個人開発アプリは、ローンチ12ヶ月後の月収の中央値が50ドル未満で、上位1%が収益の92%を独占しています。販売サイト(Gumroad)では出品の44%が売上ゼロで、商品の中央値は「生涯売上」364ドルでした。
Kindle出版は、3年で新刊が19.2倍に増えたのに、市場の売上は8.9倍にしか増えていません(1冊あたりの取り分が希釈された形です)。AI製の本が新刊の半分を超えた結果です。YouTube自動化は、収益化に到達するのは3〜4%です。今年に入って、登録者計3,500万人分のチャンネルが一斉に収益化剥奪されました。
一番身も蓋もない発見
AI で「作る」ことのコストがゼロに近づいた結果、作れること自体の価値もゼロに近づきました。調査の中で何度も出てきた業界の合言葉が、これです:
Distribution is the moat.(堀は流通である)
稼げるかを決めるのは、「見てくれる人を既に持っているか」です。インフルエンサーが何を売っても売れて、無名が何を作っても売れないのは、そういう構造でした。
それでもこのブログが存在する理由
では、このブログを書いている理由は、調査の結論部分を引用すると分かります:
唯一の構造的優位は、自動売買システムの実口座の運用成績という「AIには生成できない一次情報」を 毎日自動で生産していること。
うちには、毎朝自動で生成される実際のデータがあります。それをそのまま出しています(実際の数字は成績ページと毎週の週次記事で公開しています)。AI 量産コンテンツの洪水の中で唯一残っている椅子らしいです。なお AI の試算では、それでも「月数千円〜1万円が現実的上限」とのこと。夢がありません。夢がないのは誠実の証だと思うことにしています。
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