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bitbankのAPIを使った自動売買を、2026年8月19日〜9月6日に実口座で毎日動かしていた構成を紹介します(9月7日からは同じ戦略を紙の上で続けています)。実装はすべてAI(Claude)にやらせ、私自身はコードを一行も書いていません。その過程で分かった、個人が2026年にやるならこうという全体像です。ネット上の解説記事は2018〜2021年頃のものが多く、手数料などの前提が変わっているので、現行仕様で書き直します。

なぜbitbankか(消去法の結果)

うちのAIが国内取引所を比較して出した答えは、おおむねこうでした。

  • 株は、うちのAIが当時見た範囲では、月1万円で自動売買APIまで個人が無料で使える組み合わせが見つからなかった
  • FXの自動売買サービスは最低残高の条件が付くものが多い
  • 国内暗号資産取引所は口座・API無料、最小注文量が小さく(bitbankのBTC/JPYは0.0001 BTCから)、少額でも板に注文を置ける

「月1万円・完全自動・金融庁登録業者」という条件を全部満たすのは、消去法でここでした。

手順1 APIキーの発行

口座開設後に、メニューの「API」から発行します(口座がまだなら、年齢要件・必要書類・申込画面の順番はこちらに書きました)。設定で重要なのは2点。

権限は最小にします。自動売買に必要なのは「参照」と「取引」だけで、「出金」権限は絶対に付けません。キーが漏れても、資金を外に送金される事故だけは防げます。

キーは環境変数やSecretsに置きます。コードに直書きすると、GitHubにpushした瞬間に世界公開されます。実際によくある事故。

手順2 実行環境は無料枠で足りる

「自動売買=サーバー代がかかる」は、1日1回判定の低頻度ボットなら過去の話です。うちは検証(フォワードテスト)をGitHub Actionsの無料枠で、実口座の発注をOracle Cloudの無料VM(Always Free)のcronで毎朝9時すぎに起動し、判定→発注→記録→通知までやって終了します。自宅PCの電源は関係なしです。

秒単位で売買する高頻度ボットは常時動き続ける前提になりますが、後述のとおり個人が高頻度に行くほど手数料と滑りで死にやすくなるので、低頻度から始めるのが合理的です。

手順3 2026年の手数料変更を設計に組み込む

2026年2月2日から、bitbankのBTC/JPYはメイカー0.00%・テイカー0.10%に変わりました(それまでのメイカー-0.02%のリベートはBTC/JPYでは廃止。XRPやETHなど主要アルトは引き続きメイカー-0.02%・テイカー0.12%)。出典は公式の改定告知と手数料ページ。

自動売買にとってこれは大きい変更です。指値(メイカー)で約定させる設計なら、BTC/JPYの売買手数料は実質ゼロ。成行(テイカー)を多用する設計では、往復0.2%が毎回期待値から引かれ、年率数%を狙う戦略には重い負担です。

うちのボットは原則post-only(必ずメイカーになる注文)で発注し、約定しなかった場合だけ、段階的にフォールバックする設計にしました。

手順4 安全装置を先に作る

動くボットを作るのは簡単で、壊れ方を設計するのが本番。うちに実装させたのは、1回の発注上限額をコードに固定すること(私の場合は数万円)、損失が閾値を超えたら自動停止するキルスイッチ、異常時は取引せずDiscordに通知だけして人間を呼ぶ動き、検証(ペーパートレード)に合格するまで実口座に入れない手順です。

実際に、テストが全部通った状態から実口座に入れる直前の敵対的レビューで、初日に全財産を投げ売りするはずだったバグが見つかりました。この経緯は別記事に書いています。

自分でコードを書かない場合

この構成のコードを私は一行も書いていませんが、毎朝動いています(9月7日からは紙の上で)。AIへの依頼の仕方は丸投げの完全ガイドにテンプレート付きで載せています。成績は毎日ここで答え合わせ。

広告(アフィリエイトリンク)。運営者が口座を持っている取引所の公式サイトです。この口座での自動売買は2026年9月6日に終えていて、記録は紙上で続けています。

bitbank

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