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先に立場を言っておくと、私は「売られている自動売買ツールはやめとけ」には同意します。ただ、私自身は自動売買をやめていません。市販ツールを買わずに、AI(Claude)に自作させたボットを実口座で運用しました(2026年8月19日〜9月6日。いまは同じ戦略を紙の上で続けていて、成績は毎日ここで自動公開)。この記事では、「やめとけ」と言われる理由を、その実物のデータと照らして1つずつ検証していきます。

最初に打ち消しておくと、当ブログの「放置される資産運用」という名前が指すのは、運用の作業を放置しているという意味です。リスクは放置していません(上限や停止条件をコードで固定しています)。

「自動売買 やめとけ」で出てくる話は、ほぼFXのEA商材の話

このキーワードで検索すると、出てくるのはFXの自動売買ソフト(EA)で大損した体験談や、高額ツール・シグナル配信の詐欺の話がほとんどです。それらの「やめとけ」はかなり正しいと思います。理由は単純で、ツールを買う時点で、戦略の中身が見えないブラックボックスにお金を払っているからです。勝てるツールなら売らずに自分で回すはず、という構造的な矛盾もよく指摘されるところ。

こうした警告が向いているのは、他人のツールを買って回すことです。自分の口座で、中身が全部見える自作ボットを動かすこととは話が別で、この記事で検証するのは後者です。

「やめとけ」の理由を分解して、実データと照らす

理由1: 価格変動の激しさ。 これは本当です。うちの実口座の運用でも、開始数日で評価額が1日に1%以上動く日が普通にあります(日次データでそのまま見られます)。これはビットコインを持つこと自体のリスクで、自動売買かどうかは関係がありません。うちは「全損しても生活に影響しない額(月1万円)」に固定することで対処しています。金額を守れないなら、自動か手動かに関係なくやめたほうがいい、というのが正確な表現だと思います。

理由2: 手数料による目減り。 高頻度に売買するボットほど、これは本当。だからうちは1日1回しか判定せず、原則post-only(手数料0%のメイカー注文)で発注します(手数料設計の詳細)。参考までに、実口座に入れる前に17日間回した検証(フォワードテスト・仮想資金)では、126回の判定に対して、実際に注文が出たのは19件でした。まともに設計すると、自動売買でもほとんど何もしないものです。

理由3: 詐欺・無登録業者の多さ。 これには同意します。ここが「やめとけ」の最大の実害。月額制シグナル配信、「勝率9割」ツール、運用代行をうたう無登録業者が典型です。見分け方は別記事に書きましたが、一番簡単な回避法は、そもそも買わないこと。2026年現在、ボットはAIに作らせるものになっていて、費用はAIのサブスク代だけで済みます(作らせた手順の全部)。

理由4: 気づかないうちに壊れて出る損。 自作ボットに特有の本当のリスクは、これ。うちも実口座に入れる前の敵対的レビューで、初日に全財産を投げ売りするはずだったバグが見つかりました(実録)。稼働後もエラーは2回起きています。対処は、「検証期間を先に置く」「発注上限と自動停止をコードに焼き込む」「異常時は取引せず通知だけする」の3点セットです。これを作らずに動かすなら、確かにやめとけと言うほかないでしょう。

実際の成績はどうなのか

実口座はまだ始まって数日で、語れる成績がありません。現時点の評価額・損益はダッシュボードにそのまま出ています(勝っても負けてもそのまま出続けます)。想定リターンは年率0〜10%で、「自動売買で爆益」という話はうちからは出てきません。数ヶ月後、この記事に実績の答え合わせを追記します。

やめたほうがいい人と、検討の余地がある人

やめたほうがいいのは、生活費や借金で回そうとしている人、「ツールを買えば不労所得」と考えている人、損失上限を決めずに始めようとしている人、黒い画面や検証期間を面倒くさがる人です。

検討の余地があるのは、全損しても困らない少額で、金融庁登録のある国内業者を使い、検証してから動かす前提の人です。それでも儲かる保証はどこにもない、という一般論は変わりません(統計の正直な話)。

広告(アフィリエイトリンク)。運営者が口座を持っている取引所の公式サイトです。この口座での自動売買は2026年9月6日に終えていて、記録は紙上で続けています。

bitbank

暗号資産は価格変動により損失が生じるおそれがあります。口座開設は公式サイト(ウェブ)から。


本記事は投資助言ではありません。特定の商品・業者の利用を推奨するものではなく、成績の記録は将来の成果を保証しません。詳細は免責事項をご覧ください。